今回は札幌市民のための「札幌市中央図書館」の隠れた魅力と、おすすめの過ごし方をご紹介します。

「図書館って、本を借りて帰るだけの場所でしょ?」ともしや思っている方もいるかもしれません。

図書館は一日中快適に過ごせて、知的好奇心も満たせる「最高の居場所(サードプレイス)」となっているんです。

これから図書館を利用してみようかなと考えている方へ、見てほしいポイントをまとめました。

アクセス抜群&夜20時まで開館している

まず嬉しいのが、その利便性です。

市電の「中央図書館前」停留所からすぐという好立地にあり 、平日は夜20時まで(9:15〜20:00)開館しています 。

お仕事帰りや学校帰りにもふらっと立ち寄れるのは最高ですよね。(土日祝日は17時までです )

公式Instagramでも情報発信が行われています 。

基本情報詳細
所在地札幌市中央区南22条西13丁目1-1
開館時間平日 9:15〜20:00 / 土日祝 9:15〜17:00
休館日毎月第2・第4水曜日、年末年始、蔵書点検期間など

手持ちのSAPICAで本も借りられる

さらに見逃せないポイントが、交通系ICカード「SAPICA(サピカ)」が貸出券になるというシステム。

札幌市内にお住まいの方、または通勤・通学している方なら、記名式のSAPICAを図書館のカードとして登録可能。

お財布の中のカードを増やさず、いつもの定期入れで本が借りられるのは、想像以上にストレスフリーでおすすめです。

迷い込みたい「本の森」と学生の居場所「ティーンズの森」

館内に足を踏み入れると、有機的で広々とした空間が広がっています。

これは2014年のリニューアルで「本の森」というコンセプトが採用されたため 。

札幌市中央図書館「本の森」

目的の本を探すだけでなく、森を散策するように思いがけない本と出会えるような、ワクワクする空間デザインになっています。

また中高生向けの専用コーナー「ティーンズの森」も設置されています 。

進路やサブカルチャーなど、10代の興味にドンピシャな本が集められており、大人や子どもの空間とは少し区切られた「自分たちだけの居場所」として大活躍しています。

パソコン作業や学習に。2階の「電源・Wi-Fi完備席」

「家だと集中できない…」「パソコンを使って調べ物をしたい」という方に全力でおすすめしたいのが、2階図書室の座席です。

ここでは、利用者が持ち込んだデバイスで使える電源コンセントとWi-Fi環境が完備されています 。

市内各所の地区センターの自習室は整理券が配られるほど混雑することもありますが 、中央図書館のこの座席なら、図書館の膨大な資料と手元のインターネットをフル活用したハイブリッドな作業が可能です。

「最強の無料ワーキングスペース」となっている様子です。

絶景の地下食堂「図書苑」と1階カフェ

長居するなら絶対に知っておきたいのが、館内の絶品グルメ・休憩スポットです。使い分けることで、一日中快適に過ごせますよ♪

地下1階 食堂「図書苑」

知る人ぞ知る、図書館の地下食堂です。

営業時間は10:00~16:00(第2・第4水曜定休)となっており 、日替わり定食(なんと550円!)、おそば、ラーメンなど、予算999円以下でリーズナブルにお腹を満たせます 。

札幌市中央図書館の食堂ランチ

メニューも豊富♪

最大の魅力は、窓際のカウンター席。

地下なのに外の景色が見える造りになっていて、秋の紅葉や冬の雪景色を眺めながらのランチは、疲れた頭を最高にリフレッシュしてくれます 。

1階 「元気カフェ」

開放的な吹き抜けのアトリウムにあるカフェです。

コーヒー(380円)などを楽しみながら、読書の合間にほっと一息つくのにぴったり。軽食のパンなども販売されています 。

マンガも立派な歴史♪驚きの展示とデジタルアーカイブ

中央図書館は、古い文献を守るだけでなく、柔軟な取り組みも行っています。

例えば「さっぽろ資料室」のコレクション。

過去にはマンガ研究の専門家である竹内美帆氏らが関わった特別展「北海道とマンガのミライ」が開催され 、手塚治虫や葛飾北斎などの歴史的資料から、札幌市が発行したマンガの行政パンフレットまで、マンガを「地域の文化資源」として大真面目に展示しました 。

また、お家にいながら楽しめる「デジタルライブラリー」も要チェック。

ここは国立国会図書館のシステムとも連携しており 、全国から札幌の歴史を検索できるようになっています。

さらに図書館の職員さんたちが「権利者がわからない古い資料」をネット公開するために、自ら大々的な著作権調査や文化庁への手続きに奔走したという、並々ならぬ情熱が詰まったアーカイブでもあります 。

広い&充実した空間

札幌市中央図書館は空間も広々とした空間で長時間過ごすことも出来そうです。

地下1階から3階の広い図書館としても知られています。

また図書館内でも様々な催しものも開催されている様子です。

拡大読書器という普通の文字が読みにくい人でも、読書できるような設備も整っています。

図書館の地下に遺跡!?埋蔵文化財センターでタイムスリップ

札幌市埋蔵文化財センター

他都市の図書館には絶対にない最大の魅力がこれ。

なんと同じ建物内に「札幌市埋蔵文化財センター」が併設されているんです 。

  • 入場無料(8:45〜17:15) で、所要時間は約30分 。
  • 札幌市内で発掘された縄文時代の土器や石器の実物がズラリと展示されています 。
  • 事前予約で無料解説が聞けたり、夏休みには土器づくり体験も開催!
札幌市埋蔵文化財センターの土器
札幌市埋蔵文化財センターの展示物

勉強に疲れたら、ちょっと展示室へ。

触れてみることも。

数千年前の土器を眺めて「古代のロマン」を感じてから、また現代の図書館へ戻って本を読む……なんていう時空を超えた楽しみ方ができるのは、ここだけです。

まとめ あなただけの「図書館の過ごし方」を見つけよう

いかがでしたか?札幌市中央図書館は、以下のような「最高の過ごし方」ができる場所です。

  1. 2階のWi-Fi席で、集中して勉強やパソコン作業をこなす
  2. お昼は地下の「図書苑」で景色を見ながらお財布に優しいランチ
  3. 息抜きに埋蔵文化財センターで縄文土器を見学
  4. 帰る前に「本の森」を散策し、SAPICAでサクッと本を借りる

気になった方は、ぜひ次のお休みに足を運んでみてください。

きっと、あなただけの素敵な「図書館の過ごし方」が見つかるはずです。