今回は札幌市中央区の「山鼻地域」とその周辺にお住まいの方、勤務されている方、またはお引越しを考えている方に向けて、いざという時の「避難体制」についてまとめました。

山鼻地域は閑静な住宅街でとても住みやすいエリアですが、西側には藻岩山麓(伏見地区など)が迫り、東側には豊平川が流れるという特徴的な地形をしています。

地震だけでなく、大雨による土砂災害など、地域特有のリスクを知っておくことが大切です。

いざという時にパニックにならないよう、一緒に確認していきましょう。

避難場所は「規模」と「種類」で使い分けよう

山鼻地域には、徒歩圏内にたくさんの避難施設があります。

実は避難場所は「学校」だけではありません。お寺や地域の会館も大切な防災拠点なんです。

山鼻地域の主な非難場所

施設名所在地特徴・おすすめのポイント
山鼻小学校南14条西10丁目地域のメイン拠点!体育館などの広いスペースがあり、要配慮者(災害弱者)への対応も期待されます
札幌南高校南18条西6丁目頑丈な建物で、たくさんの避難者を受け入れる圧倒的な広さがあります
幌南小学校・柏中学校南21条西5丁目南部エリアのメイン避難所。近所の方同士で助け合いやすい環境です
中島中学校南12条西7丁目東部エリアのメイン施設。近くに広域避難場所の中島公園もあります
誓願寺・瑞正寺南13条西9丁目などお寺は靴を脱いで上がれる和室やカーペット敷きが多く、お年寄りやパニックになった心を落ち着かせるのに最適です
伏見会館・山鼻会館南14条西18丁目などいつもの町内会活動の場所。ご近所さんの顔が見えて安心できます

山鼻小学校

札幌南高等学校

幌南小学校

柏中学校

中島中学校

誓願寺

瑞正寺

伏見会館

山鼻会館

【注意点】水害・地震時に豊平川は渡らない。

地図アプリなどで見ると、お隣の豊平区(中の島エリアの中の島中学校など)が近く見えることもありますが 、大地震や水害の時に橋を渡るのは非常に危険です。

原則として「中央区内の避難所」を目指すようにしてください。

地形から見る山鼻の災害リスク

山鼻の東側〜中央部は比較的平坦ですが、西側の藻岩山麓(伏見地区や山鼻連合町内会の第18、こぶし町内会など)は急な坂道が多くなっています。

大雨や急激な雪解けの時期には伏見稲荷神社周辺や藻岩川の沢川、山元川沿いなどで「土石流」や「がけ崩れ」の危険性が高まるエリア(土砂災害警戒区域)として指定されています 。

もし西側斜面で土砂災害が起きてしまうと

道路が大量の土砂や倒木で塞がれ、伏見小学校や伏見会館、大光寺といった西側エリアの避難場所へ行けなくなる可能性があります 。

その結果、被災を免れた方々が東側にある山鼻小学校などに殺到し、避難所がパンクしてしまうリスクがあるのです。

西側にお住まいの方は「早めの広域避難」が鉄則です。

避難時の注意

山鼻小学校などの一部施設には「福祉避難所」としての機能もありますが 、最初から直接避難できるわけではありません。

まずは一般の避難所に行き、そこから必要に応じて移送される仕組みです。

まとめ 避難時はこれらの事を覚えておきましょう

いかがでしたか?

また山鼻地域の防災力を高めるために、ぜひ今日から以下の3つを実践してみてください。

「Myタイムライン(個別避難計画)」を作ろう

特に西側斜面エリアにお住まいの方は、大雨の警戒情報が出たら早めに東側の親類宅や宿泊施設へ移動するなど、ご家庭ごとの早めの避難ルールを決めておきましょう 。

避難所のルールをご近所でシェアする

ペットの扱いやスペースの割り当てについて、平時から町内会やマンションの集まりで話し合い、ルールを共有しておくといざという時にトラブルになりません 。

ご近所で「ちょっとした備蓄」を共有

行政の備蓄には限界があります 。

マンションの管理組合や町内会で、大人用オムツや市販薬などを少しずつ共同備蓄しておくのがおすすめです。

災害はいつ起こるかわかりません。

このブログをきっかけに、ぜひご家族やご近所で防災について話し合ってみてくださいね。

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