近年、札幌市内における特殊詐欺の被害が増加しています。

「自分は大丈夫」「怪しい電話には騙されない」と思っていても、犯人の巧妙な手口を前に、誰もが被害に遭う可能性があります。

今回は2026年8月5日(水)に札幌市中央区山鼻地区で開催される「詐欺防止セミナー」の情報と現在の特殊詐欺被害の件数や現状についてもまとめました。

山鼻地区「すこやか倶楽部」詐欺防止セミナー概要

札幌市中央区の山鼻地区ではシニア世代の皆さまが安心して暮らせるよう、介護予防教室「すこやか倶楽部」を定期的に開催しています。

今回のテーマは、身近に潜む「特殊詐欺対策」です。

セミナー詳細内容
開催日時2026年(令和8年)8月5日(水) 14:00~15:00
テーマ詐欺防止の現状と対策について「“自分だけは大丈夫”と思っていても、いつ被害にあうか わかりません」
会場地域交流多目的施設 つくし(札幌市中央区南19条西6丁目1-17)
参加費無料(事前申込制)
対象者山鼻地区にお住まいの概ね65歳以上の方
主催札幌市中央区介護予防センター旭ヶ丘
お申し込み・お問い合わせ電話:011-532-6110(平日 8:45~17:30 / 担当:山根、森島)

会場へのアクセス方法

  • 札幌市電:「山鼻19条」停留場から 徒歩2分
  • 地下鉄:南北線「幌平橋」駅(1番出口)から 徒歩15分
  • ※専用駐車場はありませんので、公共交通機関をご利用ください。

※定員管理を行っているため、事前のお申し込みが必要です。お電話での受付となりますので、参加を希望される方はお問い合わせください。

セミナー会場「地域交流多目的施設 つくし」の特徴

今回の会場となる「地域交流多目的施設 つくし」は、山鼻地区の障がい者福祉と地域交流を支えるスポットです。

地域交流多目的施設 つくし

施設の沿革と特徴

もともと地域で活動していた草の根の障がい者作業所「つくしの会」の思いを引き継ぎ、2014年1月に北海道産の木材を使用して建てられた、バリアフリー施設です。

運営は、札幌市内で障がい福祉事業を行う「社会福祉法人 朔風(さくふう)」(理事長:岩間安泰氏)が手がけています。

活動内容

定員20名の生活介護事業所として、利用者の方々が軽作業や創作活動を行っているほか、アルミ缶・ペットボトルの回収を通じた社会貢献活動などにも取り組んでいます。

福祉の垣根を越え、地域の多目的な交流拠点として活用されているこの場所で防犯を学ぶことは、地域全体のつながりを深める上でも有意義な試みです

データで見る札幌市内の特殊詐欺被害の現状

「自分だけは大丈夫」という心理にどのようなリスクがあるのか、実際のデータをもとに解説します。札幌市内の特殊詐欺は、近年大幅に増加しています

札幌市内の特殊詐欺被害の推移(2024年 vs 2025年)

区分2024年(令和6年)2025年(令和7年)前年比
発生件数83件225件約2.7倍(+171.1%)[cite: 17]
被害総額約2億6,726万円約14億4,502万円約5.4倍(+440.7%)[cite: 17]

2025年(令和7年)の被害額は、前年から約11億7,700万円増加し、約14億4,500万円に達しています。

特に、役所の職員や警察官を名乗って「保険金の還付手続き」「キャッシュカードの保護手続きが必要」などと嘘を言い、自宅に訪れて本物のキャッシュカードを偽物とすり替えて盗み取る「預貯金詐欺」や「オレオレ詐欺」が増加しています。

管轄警察署について

南19条西6丁目の「つくし」周辺を含む山鼻エリアの多くは、中央区に位置していますが、警察の管轄区域としては「南警察署」になります。

不審な電話がかかってきた際、迅速に相談するためにも、管轄の警察署を把握しておくことが重要です。 (南警察署:011-552-0110 / 警察相談専用ダイヤル「#9110」)

まとめ 地域の「つながり」による防犯

現在は、感染対策を講じながら各種サロンや健康ウォーキングなどの活動が再開されています。

今回の詐欺防止セミナーのようなイベントに参加し、地域のスタッフや近隣住民と顔の見える関係を築いておくことは、不審な出来事があった際にすぐ相談できる環境づくりにつながります。

「自分だけは大丈夫」という思い込みを避けて対策を学び、地域のつながりを強めていくことが、確実な防犯への第一歩となります。

この機会に、セミナーへの参加を検討してみてはいかがでしょうか。

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